プンクチル日記

3ピースバンドpunkchill(プンクチル)の日常

自分爆発レディ

40代、50代、60代で、子が巣立ち、自分の時間が出来てこれからは存分に人生を満喫するでー。
自分のために、自分だけのために!

という女性たちのことを、<自分爆発レディ>というらしい。
なんというネーミング。
博報堂が名付けたのだそうだ。

聞いてみると、彼女たちは自分の時間を楽しみたい、自分ひとりで、または友人と、というのが主流で、
夫婦でいろいろ楽しみたい、というのは少数派ならしい。


「レディ」と言ってはいるが、本当は「自分爆発おばさん」にしたかったのであろう。
爆発、という言葉に、彼女らのこれまでの人生の抑圧重圧うっぷんぶりがうかがえるではないか。
これまでの人生に何度も火種はあった。その度に、くすぶってきたのだ。


いくでー!いったるでー!ドーン!という威勢の良さの先には、何が待っているのだろうか。
わたしの脳裏には、ダイナマイトを胴体にぐるぐる巻きにして(末井昭のおかあさんのような)
自爆し、灰になっていく女たちの姿が浮かぶ。戦死していく女たちの姿だ。


美魔女とか自分爆発レディとか、パッと見はおもろでポップな感じに見せておきながら、実は何となく
女性嫌悪のにおいがプンと鼻につくのだけども。

6月30日からシアトル美術館で草間彌生の展示が始まるのだけれど、何と発売から3日間で9月までの
前売り券は完売してしまった。すごい、彌生人気。でも、何とか当日券を手に入れて見に行きたい。
その後にはアンドリュー・ワイエス展もあるし、楽しみだなあ。


プリンプリン物語、ギャー。見たい。
あのまつ毛。あの世界感。斬新だったよなあ。歌も大好き。
わたしの中では「三国志」の人形劇とセットになって特別な場所を占めている。
しんすけりゅうすけがいたのってどっちだったっけ?

あたヤン