プンクチル日記

3ピースバンドpunkchill(プンクチル)の日常

アメリカにてフランスギャル

あけましておめでとう。


フランスギャル死んでもうたね。

夢見るシャンソン人形を聴きつつ、ああかわゆらしいなあとほうっとなっていたのだけど、ちょっと。

アメリカ人ってフランスギャル知らないねんで(というのは乱暴で、いや、知ってる人ももちろんいるだろうけども)。

ギャルだけじゃなくて、あんましフランスの音楽とかフランスの映画とかも知らない人が多い。英語以外の言語の映

画は見ない、字幕が嫌とか言う文化的鎖国人も結構多いしな。

そんでこれはわたしの完全なる偏見だけれども、アメリカ人でフランス映画とか文学とかに詳しい人は性格の悪い人

が多い。ねちっとじとーっとした感じの人。

フランスギャルも山田太一田辺聖子も知らないアメリカ人たちってなんかもう何なの気が合わへんような、いや

むしろ気の毒なような、という気がするけれども、彼らにはダイ・ハードがあるのだから。ブルース・ウィリス

いるのだから。


きょう、仕事が終わってバス乗り場まで歩いていたら、若くてきれいな女性に声をかけられた。

わたしが去年ターゲットにて5ドルで購入したフェルトのバッグを「かわいいな。PC運ぶのにいいね。

バックパックじゃなくてPC運べるちょうどいいバッグ探しているのだけど」と言うので、

これターゲットで5ドル。それを証拠にこの持ち手の偽物の皮の安っぽさを見よ、

と見せたら、いやしかし、5ドルでこんなの購入したとは凄腕やんか!と大層ほめてくれて、そこから

ぶらぶら歩きながら話をし始め、仕事なにしてんの?みたいなことになり、気づいたらいつのまにか

名刺をもらってリクルートされ、電話番号を交換していた。こんなところも、またアメリカ。


寒いな暗いな。2018年ってどんな年になるのか知ら。日本にもアメリカにもミサイル飛んできませんように。

あたろう