プンクチル日記

3ピースバンドpunkchill(プンクチル)の日常

ミラクルなたこ焼き

ばくっす。
こないだ、超能力で味変するたこ焼き屋というのを
友達に教えてもらって、一緒に行ってきたよ。
「パワーブレンドTANAKA」ってお店です。

味変のやり方は、たこ焼きを半分に割って冷ます。
少し食べて、味を覚えておく。

次に、店の壁に番号と味が書いて貼ってあるから
その番号を言い、お皿を箸でたたく。

例えば、「3番・まろやか」だったら、箸で3回皿をたたいて
5秒くらい待ちます。

この「待つ時間」というのがとっても大事らしい。

そして、食べると・・・味が変わっている!
という仕組み。

1個のたこ焼きで何回でも味を変えられるんだけど、
濃くするのはうまくいかなくて、薄くするのは実感できたな~。
ほかにも、「こくまろ」「クリーミー」など、いろいろある。
人の名前もあるんだよ。

「30番・福沢諭吉」は、畳のような、レモングラスのような
柑橘っぽい風味になった。これは微妙だった。

「50番・50年ワープ」は、雑味のないクリアな味になる。
それが一番おいしかったかな。8個中、2個その味で食べました。

味変は、お店のおじさんに聞くと教えてくれるけど
聞かないと教えてもらえない。
あくまでもメインはたこ焼きなんですな。

お店はきれいで明るいし、特になにもせずとも美味しいたこ焼きだった。
持ち帰りで買って帰るお客さんも来ていたし、
地元の人にちゃんと愛されていて良いなと思った。

ちなみに味変の理論は、店名にもなっている
「パワーブレンド」というものらしい。
HPに書いてあるのだ。
「パワーブレンドとは、あらゆる物質に内在する、物質頭脳に対し
さまざまな情報を入力し、指示通りの仕事をさせることです。
世界で初めて、物質頭脳の発見と念(念波)の実用化に成功しました。」

物質には頭脳のような部分があって、そこへ働きかけることによって
味が変わったり、飲み物の温度が変わったり、香水が違う香りになったりする。
という仕組みらしいよ。
家でもできるものがあったので、今それを練習しているところです。

この手のもので、感じられなかった場合に
やっぱり嘘じゃん!とか怒る人いるけど、それって野暮だよな・・
暗示かかってるとしても、この時間はとても面白かったし、
おいしいものを食べたし、誰も不幸になっていない。
エンタメなんだと思います。

 

ばく