プンクチル日記

3ピースバンドpunkchill(プンクチル)の日常

席を譲られる

はい。
あたろうでげす。

プンク日記が消えたからこれからはここへ書くべし、とのことで来てみた。
しかし、3人でカテゴリー分けしてあるの、どうやって分ければエエのんかえ?
北国のおっちゃんにはわからんよ。適当にやってみるけども。


今日、結構混んでいるバスに乗りこんだ矢先、別々の先に座っていた2人がささッと席を立って「座ります?」と訊いてきた。
30代ぐらいの男の人と、40代後半ぐらいの女の人だった。
いえ、だいじょうぶです。ありがとう、にっこり、と答えたのだけれども、ふと、後から変な気持ちになってきた。


なんで?


杖をついてるわけでなし、怪我していないし、妊婦でもないし。よっぽど疲れてみえたのか。瀕死のごとく。


バスで立っていると、たまに男性が席を譲ってくれようとすることがあるけれども、今回は女性までもが。しかも、明らかに自分より年上の感じの女性であった。


と書いて、はっとする。
もしかして、自分は中年壮年をとっくに駆け抜け、知らぬあいだに老人になったのではあるまいか。
確か3か月くらい前に、ろくに練習もせずにハーフマラソンを悪くないタイムで走って周囲を驚かせたような気がするけれども、あれは3か月ではなく、実は30年ぐらい前だったのかもしれん。わたしのことだ。ありえない話ではない。
職場を出る前にトイレの鏡でうすらぼんやりした自分の顔を見た気がするが、鏡の中の顔が現実の、いまの自分の顔だと誰が知ろう。自分が認識している自分の姿ではない、老婆もしくは老爺が他人の目に映る自分であるかもしれないのだ。
または職場からバス停までの数ブロックを歩くあいだに、時間軸がなんか間違ったところに突入してしまい、急激に年を取ったとか。


というようなことをつらつら考えながら立っていたら、カーブを曲がる時にも全然減速しない運転の粗さにひっくり返りそうになった。何ちゅう運転すんのんよ!


そうそう、とみこ、「寺山修司からの手紙」アマゾンで注文したよ。読むのが楽しみ。


あたピラー